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KWレシオの利用

 前のページ で説明したように、今回私どもは、日経225指数採用銘柄の株式データから見なし株価の影響を圧縮する統計処理を行って得られるKWレシオを利用して日経平均株価の動向を推定する分析方式を開発しました。
このページでは、私どもが持っている日経平均株価データベースを使って2004年までの8年間にわたり日経平均株価相場を私どもの方式で売買した長期シミュレーションの結果を説明いたします。


売買シミュレーション

 今回の方式について、これまでと同じように、実際の日経平均株価相場のデータを使用して売買シミュレーションを行い、長期間運用した場合の利益率を下表にまとめました。

売買シミュレーションの期間は、前のページの場合と同じく、バブル崩壊後の戻り相場である1995年8月の上昇相場を出発点として始めることにします。
売買シミュレーションの期間の終了は、とりあえずバブル崩壊後の最大の戻り相場の入口である2004年8月としました。この時点以降は4年にのぼる本格的上昇相場になりましたが、それは日経平均株価相場の株価位置、出来高を調べれば容易に判断できます。その時期の相場分析については、別ページで詳しく解説します。

下表1行目、1995年8月20日の週引値で私どもの分析プログラムは日経平均株価相場の陽転を検出したので、翌週の朝寄付きで日経平均株価を現物買しました。その寄付値は17,999円だったので、日経平均株価を1単位購入するのに17,999円の資金が必要であったとしましょう(ここでは手数料、税金は考慮しません)。

上記日経平均株価の買付けから1年近く経過した1996年8月初めに私どもの分析プログラムは日経平均株価の陰転を告げました。そこで、翌週の朝寄付きで日経平均株価を1単位分売却し、同時に日経平均株価を1単位分信用売りしました。その寄付値は21,019円だったので、結局下表第1行に示すように3020円の売買利益が得られたことになります。

その後、日経平均株価は長期にわたる下落となりました。日経平均株価を1単位分信用売りしてから2年半あまり経った1999年3月初めになって私どもの分析プログラムは日経平均株価の陽転を検出したので、下表2行目のように日経平均株価の信用売りを買い返済しました。この結果、6,094円の値下がり益が得られたことになります。

このように、日経平均株価の現物買いと信用売りを交互に繰り返して長期間の売買を行います。

日経平均株価 nikkei_baibai18

シミュレーションの結果

 上記日経平均株価の売買シミュレーションの結果をまとめながら、今回の投資の利益率を考察しましょう。
  • 売買シミュレーションの期間は、1995年8月から2004年8月までの8年間です。バブル崩壊後の戻り相場から歴史的な大暴落、それに続く長期下落相場、その後の4年近い上昇相場の入口までの時期で、8年間を通してみると日経平均株価がほぼ半値になる長期下落相場でした。

  • この8年間の期間で、私どもの日経平均株価分析プログラムは18回(9組)の相場基調の転換を検出しました。平均すると、1年強に1.1回相場基調が転換したと判断したことになります。
    以前に検討したややレスポンスの速い投資方式に比べ、こちらの方式のほうが相場基調の転換は大づかみに判断したため、売買の回数が大幅に少なくなったのです。

  • この期間のスタート時の日経平均株価は17,999円、終了時の日経平均株価は10,828円でした。従って、日経平均株価を買い付けて8年間持続したら、大きな損害が出たことになります。

    昔のように10年間も日経平均株価の上昇が続く場合には、長期持続することで十分報われたのでしょうが、最近ではそのような方法では単に損害が出るだけになったのです。

    今回の私どもの方式のように数年単位の相場の方向を見つける分析プログラムを利用して、もし相場が下落すると判断されたら信用売りで利益をあげるというスタンスが必要です。

  • 私どもの方式では、上表に示したように、この8年間に合計22,125円の売買差益をあげることができました。上表の各行の買値、売値をすべて平均すると13,996円になりますが、それを平均投入資金とみなすと、8年間で投入資金の158パーセントの売買差益が得られたことになります(売買に必要な手数料、税金などは考慮に入れない)。

    年間単利に換算すると、約19.7パーセントの利益率に相当します。

  • この方式では、上表に見られるように、幸いにもこの8年間に行った延べ9組の売買のうち7回でなにがしかの利益を挙げることができました。通常、この種の長期順張り方式では、上昇・下落波動の持続期間が短い場合には売買の結果損が発生するのが多いものですが、この方式ではそのような「だまし」の発生が比較的少なく安定性が高いようです。

シミュレーションの考察

 今回の方式では、幸いにも8年間にわたり年間単利換算で20パーセント近い利益率をあげることができました。この方式については、今後さらに詳細に報告しますが、そのほかの期間についても安定した成績を示すのが確認されており、その安定性、信頼性はかなり高いと私どもは考えております。

その成績の理由の一つが、上記のように相場の下落基調を的確にキャッチしてその局面では信用売りで利益をあげたことです。日本経済の成長率鈍化により、今後、日経平均株価が長い年月にわたって上昇する可能性は少なくなりました。今回報告したような機動的な投資方式が、これからますます必要になってくるでしょう。

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